おがわ整骨院 整骨院コラム

2015.02.18

シンスプリント ~すねの内側の痛み~

運動中や運動後にすねの内側に痛みが出たことはありませんか?

中・高生の部活をしている子には多く診られ、特に冬場は多くの

部活生は学校の授業でマラソンを走った後、部活でさらにマラソ

ンやダッシュ、筋トレなどの基礎トレを行っており、普段以上に

足に負担がかかり、すねの痛みを訴える子も多くいます。

シンスプリントとは??

繰り返しのランニングやジャンプを過度に行うことによる

オーバーユースが原因で、すねの内側に痛みが出てくる

スポーツ障害です。

また、硬い路面を走る、薄くて硬いシューズ、O脚・回内足・

偏平足、下肢の筋肉や関節の柔軟性の低下、関節可動域の

低下
などもシンスプリントを誘発します。

ヒラメ筋・後脛骨筋・長趾屈筋などの下腿内側の筋肉の疲労に

   ヒラメ筋     後脛骨筋      長趾屈筋

よる柔軟性の低下によって、脛骨の骨膜を引っ張ることによって

すねの内側に痛みが出てきます。

シンスプリントが発症する場所

疾走型跳躍型の2種類に分けられます。



疾走型・・・脛骨の下1/3部分に起こりやすい。
ランニングやダッシュの繰り返しにより起こり、シンスプリント
の中でも多く診られます。

跳躍型・・・脛骨の中1/3部分に起こりやすい。
ジャンプの繰り返しによって起こります。

症状は??

・脛骨に沿ってうずくような鈍痛がする。
・腫れや熱感がある。
・運動開始時に痛みが現れ、運動中は痛みが消えて、
運動終了後に痛みが戻ってくる。
・運動中も常に痛みがある。
・歩くだけでも痛い。
・痛いところを押すと、かなり激しい痛みが「ズキッ!」っと
走る。(ジャンピングサイン)


このような症状が出てきますが、気を付けていきたいのが、

シンスプリントはオーバーユースが原因だということです。

「動き出したら痛みを感じなくなるから大丈夫!」
「ちょっと痛いくらいだし、我慢できるから大丈夫!」


だと思わないでください。

シンスプリントは

筋肉の痛み➔骨膜炎➔疲労骨折

のように、最初は軽い痛みだったのが、無理をして運動を

続けると、重症化した場合には疲労骨折へとつながり、

運動も長期ストップせざるをえないようになります。

軽い痛みのうちにしっかり治療を行うことで重症化を防ぎ、

足の筋肉や足首・膝・股の関節などの状態を把握し、

リハビリを行っていくことで予防にもつながりますので、

足の痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


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