おがわ整骨院 整骨院コラム

2015.02.05

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)とは、



バレーボールバスケットボールなどのジャンプ動作を

頻繁に行うスポーツや、サッカーなどのボールを蹴ったり、

ダッシュするなどの動作を繰り返し行うスポーツに多く

診られます。

ジャンパー膝の症状は下の図の3ヶ所で発症し、



①お皿の上から大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)腱付着部
                     (約20%)
②お皿の下から膝蓋靭帯付着部  約70%
③膝蓋靭帯中央から脛骨粗面   (約10%)

ジャンパー膝は②の部分で多く発症します。

原因はオーバーユースによるもので、ジャンプやダッシュを

繰り返し行うことで大腿四頭筋の柔軟性が低下し、膝蓋靭帯に

ストレスがかかり、微細損傷が起こり痛みが出現します。

また、大腿四頭筋の筋力低下でも起こってきます。

年齢別では、高校生~大学生くらいまでの激しい運動を頻繁に

行うスポーツ選手に多く診られます。

ただし、成長期のスポーツ選手にも起こってきますので、

成長期に多いオスグッド病とは痛みが出るところが少し

違いますので注意が必要です。

症状は、お皿の周囲に炎症が起こることによって、腫れや熱感、

押すと痛いなどです。また、痛みの程度によっては、

「日常生活は大丈夫だけど、運動後に痛みが出てくる」
「運動中・運動後に痛みは出るけど、運動は行える」
「日常生活でも痛みがあり、運動に支障をきたす」
「膝蓋靭帯が完全に断裂している」


という段階があります。

ジャンパー膝の原因はオーバーユースです。

痛みを我慢して運動を続けると日常生活にも支障をきたし、

「膝の曲げ伸ばしができない」「階段の上り下りができない」

「まともに歩けない」といった状態にもなりかねません。

症状が出てすぐに治療を行えば、重症化することもありません。

気持ちよく、思い切り運動ができるように

「早期発見・早期治療」を心掛けましょう。

日常生活や運動中の気になる痛みがございましたら、

お気軽にご相談ください。


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